免疫力と発酵食品の関係
人の体は病気から体を守る免疫という自然治癒力で守られている。 もともと体に備わっている自然免疫と一度、対処した外敵から身を守る獲得免疫などの免疫系では 活性化した免疫細胞や抗体等が協力しあって体内に侵入してくる異物を攻撃し、体を病気から守ってくれています。 免疫細胞のほとんどは白血球にあるので、免疫系を正しく働かせるには、白血球が正常に働くようにしなければいけません。 その中でも白血球の約35パーセントを占めるリンパ球、さらにその中でも特に、ヘルパーT細胞が重要です。 例を挙げると花粉症などのアレルギーにはヘルパーT細胞が密接に関わっています。 ヘルパーT細胞には1型(Th1)と2型(Th2)があり、二つのバランスが保たれている時が、健康な状態であると言えます。 ここで2型が優位な状態になると花粉症などのアレルギー反応が強く出るようになってきます。 また、2型が強く出ていると発ガンの危険性も増えます。 一方で1型が優位になると、自分の細胞を攻撃する自己免疫疾患などに罹る割合が高くなります。 ではそのバランスを保つにはどうすればいいのか? 2型が優位な状態の時には乳酸菌が非常に有効で1型を活性化する力があります。 だからヨーグルトやチーズ、味噌、醤油、漬物などの乳酸菌が豊富なものを食べることで 1型を活性化し、1型2型双方のバランスを整えることができます。 また、納豆に含まれる納豆菌にも1型を活性化する効果があるので有効です。 また、同じものだけではなく、出来るだけ多くの種類のものを摂取した方がより効果が高いとされています。 ではそもそも1型と2型のバランスが崩れないようにするにはどうすればいいのでしょうか? その為には腸内環境を整えることが大事になります。 リンパ球の60~70%は腸内に集中しているので腸の働きが免疫力を大いに左右するのです。 腸内には体に有益な働きをする善玉菌、有害物質を作る悪玉菌、その都度優勢な菌に味方する日和見菌という 3種類の腸内細菌がいて、腸内で自分たちの領地を増やそうとたえず権力争いを行っております。 善玉菌が多ければ免疫力が高まり、悪玉菌が増えると便秘や下痢、食中毒を起こしやすくなり、免疫力が低下していきます 発酵食品には善玉菌を増やす働きがあることは分かっています。発酵食品は免疫力アップに大きく絡んでいるという事になります だからこそ日々発酵食品の摂取を心がけていただきたいなと思っています。 中でも、ヨーグルトは手軽でいいですね。 ドライフルーツと一緒に食べれば食物繊維も一緒に摂れます。 またチーズのような固形かヨーグルトのような液体、どちらがいいかとすれば、そこはあまり関係が無いので気にしなくていいです。 また、菌はデリケートなので寝不足やストレス、風邪をひいた時の抗生剤を飲んでも減っていきます。 継続して食べる事が重要になっていきます。 その中でも朝食は摂りやすく、味噌汁、納豆、漬物などで食べやすいものが多いです。 またしっかりとした朝食を摂ることで老化防止にもつながっていきます。 納豆の場合、納豆菌によってカルシウムの吸収がよくなります。 納豆菌内の酵素のナットウキナーゼは血液をサラサラにして、脳血栓や動脈硬化も防いでくれます。 味噌や醤油は麹菌の働きでたんぱく質が分解されています。 アミノ酸度が高い為、すぐに吸収されて即戦力になります。 さらに言うと、味噌と言っても赤味噌と白味噌があるのはご存知でしょうか? ここでは実は赤味噌の方がアンチエイジング効果が高いとされています。 色が濃ければ濃いほど活性酸素の処理能力が上がり、アンチエイジング効果が高くなります。 同じ種類で色の違いがあるならば、色の濃い方が一石二鳥、ということになりえる訳です。 食物繊維も腸の健康には欠かせません。便通が良くなれば腸がきれいになります。 そうなれば善玉菌が増えて、リンパ球が増加し、免疫アップに繋がっていきます。 発酵食品の中でも漬物が食物繊維が豊富で漬物を食べる事が一つの方法になります。

